風の森 水端 1355 御酒之日記 2023BY 500ml みずはな かぜのもり
おひとりでも多くの方に味わっていただきたいため、お一人様2本限定の注文とさせていただきます。
予めご了承ください。
詳細 蔵元 油長酒造株式会社 蔵元所在地 奈良県御所市1160番地 アルコール分 12% 内容量 500ml 原料米 奈良県御所産 秋津穂 精米歩合 90% 火入 火入れ 日本酒度 -42 酸度 5.9 アミノ酸度 4.9 酵母 5.2 醸造年度 2023年 配送方法 通常配送(常温) 備考 専用化粧箱入り、容器は瑠璃色の美濃焼 御酒之日記に記された、菩提山正暦寺の技法を参考にした夏季醸造、段仕込み無。
今年の夏はとても暑く、2022年夏季醸造の時期と比べ、享保蔵の室温が平均で22~3 度程高い条件での醸造になりました。
そのため、醪の品温も高くなり昨年とは異なる発酵の経過を辿りました。
醪の品温が高いことで、糖化が旺盛になりやすい傾向があることが昨年の夏季醸造から予測できたので、醪の初期に投入する仕込み水の量を昨年より増加させました。
その結果、糖化が抑えられ酵母の負担を減らすことができ、昨年よりアルコール度数を11%上げることができ、味わいの密度が増してしっかりとした飲みごたえのあるお酒ができました。
また、9090%精米の秋津穂を用いた麹造りも今年で2年目となり、昨年の経験を活かして麹造りを行いました。
麹の状貌(成長具合)を進める際に、室温と湿度を昨年と変更することで、より力強い麹を造りました。
力強い麹と今年の暑い外気温の影響からお米が溶け、お米の個性がしっかりとお酒に溶け込みました。
その結果【水端1355 2023 醸造】では、みずみずしい甘味を感じることができます。
※今回の水端1355 2023年醸造は6月~9月にかけて醸造した原酒をブレンドしています。
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【お酒は20歳になってから】 未成年の方へのお酒の販売は堅くお断りしております。
ご注文時年齢確認をさせていただいております。
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風の森【水端 -みづはな-】 水端(みずはな)とは、物事の最初。
出はじめ。
はじまり。
油長酒造のある奈良には古来より都が置かれ様々な技術が蓄積した。
それが室町時代、寺院醸造によって技術革新が起こり、これが現代の醸造法の基礎となっている。
油長酒造がこれからの100年を見据え、取り組む2つの酒造り。
1つ目は「風の森」ブランドでこれからも日本酒醸造技術の前衛を志す。
2つ目は「水端(みずはな)」ブランドで古典技術を再現、日本酒の源流を辿る。
水端シリーズのコンセプトは『古典を追求』。
古典技術を再現し、日本酒の源流を辿ることです。
時は室町時代1355年。
「御酒之日記」という名の醸造書が書かれました。
この書物には、日本清酒発祥の地として知られる、奈良菩提山正暦寺で醸された菩提泉の製法が克明に記載されています。
水端1355ではこれを参考に醸造。
現代日本では完全に忘れ去られた夏季醸造の技術で醸された稀有な日本酒です。
真夏に発酵温度が30度を超える高温条件下で進める醸造法は、江戸時代に日本酒造りが冬季醸造に移行すると姿を消してしまった技術です。
参考文献:御酒之日記1355年 水端の3つのルール 1、水端専用蔵 享保蔵で醸す 2、大甕仕込み 3、古典 を読み解く醸造 1、水端専用蔵 享保蔵で醸す 初代、山本長兵衛秀元が 精油業から醸造業を 創業した際に享保 年間( 1700 年代頭 )に建造した酒蔵。
2階部分をリノベーション。
享保蔵で100 年ぶりに酒造り 2、大甕仕込み 室町時代の寺院醸造で用いられた3石の大甕を再現 信楽焼の窯元で8本の大甕を焼成 ■享保蔵の機能 享保蔵では酒造りすべての工程を享保蔵のみで完結します。
風の森醸造とは完全に切り離した 独立した酒蔵 です。
3、古典を読み解く醸造 平城京出土の木簡(国立醸造所/造酒司) 御酒之日記(寺院醸造) 興福寺多聞院日記(寺院醸造)
- 商品価格:7,700円
- レビュー件数:1件
- レビュー平均:4(5点満点)